平成3年に法人開設後は、「認知症ケア」をテーマに回想法はじめ様々な認知症介護実践を行ない、行政及び福祉関連施設より、認知症ケア=「麗寿会」と認められてきました。今後は中堅職員(リーダー・主任)を中心とした推進プロジェクトの立ち上げ、パーソンセンタード・ケアやユマニチュード等を現場に落とし込み、個人を尊重するケアに向けて取り組みを推進し、現在認知症サポーター養成講座を全職員が受講して一段ずつスキルアップを目指しています。
社会福祉法人は、地域社会において制度の狭間となっている福祉ニーズ・生活問題に組織本来の使命として主体的に取り組むことが必要です。近隣にお住まいの方々が気軽に立ち寄ってくださる施設・事業所づくりを目指します。また、看護師・社会福祉士の養成に向けた実習生を受け入れ、専門職教育の場として積極的に取り組んでおります。
業務負担の軽減・効率化を目標に、ICT化の推進に向けた動きを導入しております。以前よりコミュニケーションロボット「パロ」を先駆的に取り入れて以降、介護記録の電子化にも積極的に取り組んで参りました。今後も、介護業務をサポートするツールとして、様々な機器を活用していくことで、職員が専門的業務に集中できる環境整備を図って参ります。